〈全8回〉ロコシル築港発刊記念特集『築港とわたし』。学生ライター達が語る築港への想いと記者としての意気込み -第一回|杉谷里桜さん-

〈全8回〉ロコシル築港発刊記念特集『築港とわたし』。学生ライター達が語る築港への想いと記者としての意気込み -第一回|杉谷里桜さん-

〈全8回〉ロコシル築港発刊記念特集『築港とわたし』。学生ライター達が語る築港への想いと記者としての意気込み -第一回|杉谷里桜さん-

いよいよ『ロコシル築港』がスタートしました。ロコシル築港は、学生記者たちが大阪築港エリアの人々、文化、歴史を掘り下げつつ、未来を発信するハイパーローカルウェブメディア。今回はその発刊記念特集として、これから街へとダイブしていく学生記者同士がお互いをインタビューしながら、それぞれが感じる築港への想いと記者としての意気込みを紹介していきます。

特集第一回目となる今回は、普段学生として学ぶ一方、建築学生カフェTONKANの広報スタッフとして働く、杉谷里桜さんにお話をお聞きしました。

―こんにちは。まずは何て呼べば良いですか(笑)?

実は私、昔からあだ名がなくて普通に「りお」って呼ばれてたんですが、何かあだ名欲しいかも。こないだスーパーに行ったとき、急に抱き着いてきた女の子が自分のことを「りーちゃん」って呼んでいて。それがすごく可愛かったから「りーちゃん」がいいな。

ではりーちゃん、今日はよろしくお願いします!

― 建築学生カフェTONKANの広報とお聞きしましたが、TONKANについて簡単に教えてもらって良いですか?

TONKANは、建築土木学生が施工・運営する模型材販売・ワークスペース・カフェを複合した建築土木学生向けのコミュニティスペースになります。きっと建築学生であれば、実際に利用したことがなくとも、誰もが一度はSNSの投稿を目にてるんじゃないかな?と思います。

―そのカフェで広報を担当してるんですよね。

そうです!広報部として、たくさんの学生にTONKANを知ってもらったり、参加してもらえるように、インスタの投稿を中心に作るお仕事をしてます。あとは建築学生のためになる情報なんかも。

―投稿をつくる上で意識していることはありますか?

最近は特に配色には意識してます。例えばインスタの投稿欄を見たときに、パッと目に止まるにはどうした良いかを試行錯誤しています。それでもいつも難しいなって思います。自分で「これ絶対伸びるな」と思っても、そういう時に限って全然伸びなかったり、逆に「これ全然ダメ、捨て投稿だ」ってやつが意外と伸びたりするから不思議すぎる!自分とみんなの感じ方はまた違うのかなっていう。伸びた記事を振り返ると「確かにその情報自分も知りたかった!」って気づくこともあったりで。写真も文章も、自分ではめっちゃいい!と思っていても、周りにはそう見えてないのかなぁと。そこが一番難しいと感じます。

―注文したコーヒー来たね。そういえば、このCAFE NITOさんは、りーちゃんの築港おすすめカフェなんだっけ?

そう!でもお店に入ったのは今日がはじめて。このカフェ、他のエリアにもいくつかお店があるのは知っていて、築港にはじめて来た時からずっと気になってたんです。普段はカフェ巡りしながら、美味しいコーヒーや素敵な内装をニヤニヤ物色してます笑。特に照明や開口部のディテールを見ちゃいますね。この窓の採光素敵だなとか。

―好きなんだね。建築

好きですねー。でも建築を好きになったのは大学生から。もともとはデザインとかアートとか大好きで、夢は文房具デザイナーだったんですよ。けど建築も面白そうだなと思って建築デザイン学科に進学してみて、それまでは小さいもの、それこそ文房具みたいなものが好きと思ってたんだけど、建築を学ぶうちに、もう少しスケールが大きいものが好きなんだなって思うようになりました。特に内観とか空間のデザイン性に惹かれます。だからカフェの中を見るのも好きだし、美術館を見るのも好き。店舗設計とか内観デザインとかディスプレイとか、そういうのにすごく興味あります!無くてもいいけどあると素敵!みたいな。例えばそこに謎のカーブがあったとする。それって別に必要なわけではない、むしろ無いほうがいいって人もいるだろうけど、そういう無くてもいいものがあることで空間が良くなるように思って。

―なるほど。そういうデザインがあると空間がグッと豊かになりますね。

―気になってたCAFE NITOさん。実際に入っての感想は?

この部分のテキストは追加インタビューにて。この部分のテキストは追加インタビューにて。この部分のテキストは追加インタビューにて。この部分のテキストは追加インタビューにて。この部分のテキストは追加インタビューにて。

―では本日の本題へ!ロコシル築港がスタートするけど、今回ライターとして参加したきっかけは?

就活で使えると思ったのは事実笑。でもやっぱり、新しいことに挑戦したいってのはすごいありました。そもそもTONKANに参加してほんとによかったと思っていて、人脈もいろんな知識も増えたし。新しいことに挑戦するってやっぱいいなって思います。取材や記事づくりはもちろん、運営メンバーとしてWEBデザインや運営にも携わってみたいなと思っています。どういう投稿がいいのか?どんな色を使えば良いのか?デザインとかウェブの動かし方とかすごく気になってます。ウェブメディアの運営なんて大学生の自分にできると思ってなかったから、どうやって動かすのか気になるし、すごい経験値になるなと。

―いよいよだね。りーちゃんの目に映る築港のイメージは?

来てみるまでは大阪だし、もっと人が多いのかなって思ってました。賑わっていて外国人観光客で溢れかえってるイメージ。けど実際は意外と住宅街なんだなって。地下鉄の高架をはさんで海遊館側とその反対側は全然違う。言い方悪いけど、ちょっと田舎っぽいというか下町というか、そんな日常的な街だって感じました。だからこそ余白もたくさんあると思うので、地域活性化していきたいなと感じてます。

―築港のどんな情報を記事にしたいとかありますか?

ソウルフード的なお店や地元民激推し!みたいなスポットを取材したいです!古くて長く愛されているところ。そんな場所に自分たちが入っていって、たくさんお話を聞きたいと思っています。

―最後に読者の皆さんに一言。

町全体をつなげていきたい!このロコシル築港が、お互いがお互いを知るきっかけになればと思っています。地元の人たちと仲良くなって、この街の良さを広められるように頑張ります!

立ち寄ったパン屋さんで差し入れのパンを買う仲間思いの優しい一面も。

/ PROFILE /

杉谷里桜

京都橘大学建築デザイン学科3回生。学業に励む傍ら、TONKAN OSAKAの広報として働く。デザインすること、カフェ巡りが好き。出身は島根県松江市。

/ SPOT /

今回の取材場所/りーちゃんおすすめ築港スポット

NITO Coffee&Craft Beer CHIKKO

大阪市港区築港1-14-29

OPEN9:00-CLOSE20:00      

予約不可、不定休

自家製コーヒーやケーキなどカフェメニューの他にも、クラフトビールやクラフトジン、ナチュラルワインが楽しめるお店。調度品にこだわった店内では、ゆったりとした時間が流れています。

/ 取材後記 /

会話を重ねるなかで、しっかりと自分の軸があり、新しいことに対する興味とチャレンジする勇気を持った人という印象を彼女に持ちました。そもそもあまり深く考え込まず、まずは一回やってみるタイプで、チャレンジが多い分失敗も多いかもしれないけれど、それでプラスになった経験もすごく多いと語るりーちゃんこと 杉谷里桜 さん。そんな彼女がこれから築港を舞台に、どんな記事を書いていくのか?本当に目が離せません。

INTERVIEW & WRITING 塩島 鈴奈