いつか記事にしたいと温めつつ、、忙殺された日々ですっかり忘れつつ、、
やっとの思いで書き起こす、伝説のライブハウス、ベイサイドジェニー!があった築港の話。
皆さん、築港に伝説のライブハウス「ベイサイドジェニー」があったことはご存知ですか?
吉本興業のライブハウス部門が運営する、大阪のロック・スカ・レゲエなどなどの音楽シーンを牽引したライブハウスがここにあったのです。
1990年~2006年まで営業しており、関西のライブハウスシーンには欠かせないハコです。
実はわたし、20代前半にライブハウスで働いていたこともあり、「ベイサイドジェニー」の名前は聞いたことがありました。ただ、その頃にはもう閉店しまっていたということもあり、実際にベイサイドジェニーで過ごした思い出は無く、、
当時働いていたライブハウスに出入りしていたバンドマン、関係者が度々「ベイサイドジェニー」の思い出話を口にすることがあり、それを聞いているだけですごいライブハウスがあったんだな~と思っていたものです。
ベイサイドジェニーは1200人収容の、いわば「デカ箱」。現在あるライブハウスで言うと、なんばハッチとBIGCATの間くらいですかね?
大阪城ホールやフェスティバルホールでライブをしているメジャーアーティストと比べると小規模ですが、ライブハウスとしてはかなり大きい方です。
そうした場所であったが故、「いつかあの場所に立ちたいって思って(バンドを)はじめた人たちが関西では珍しくないかと!憧れの場所であり憧れの世代ですね!」と言ってるアーティストもいたようです。
関西のインディーズバンドの登竜門的なライブハウスだったと。
いいですよね、みんなが目指す「目標のハコ」。
「ライブハウス」というのは会場のたたずまいや、そこで働くスタッフ、主にブッキングマネージャーの色が濃く反映され、そのハコの歴史を作っていくのですが、だからこそ、そこを出入りするアーティスト・お客さんの思い出もひとしおなのです。
ライブスケジュールを確認すると、マキシマムザホルモン、locofrank、GOOD4NOTHINGなどのメロコアから、ジッタリンジン、銀杏BOYZ、RADWIMPSなどのロックまで!
様々なバンドが築港を風靡させていたんですね~~。
築港が地元の方に聞いても、ベイサイドジェニーではよく遊んでたよ~当時はあそこで朝まで騒いでたな~。
と懐かしむ声が。
そんなことを聞くだけで、ベイサイドジェニーが「築港カルチャーをつくっていたんだ」と思わずにはいられません。
やっぱり音楽っていいですよね~。当時のことが鮮明によみがえる。(当時はその場におらんかったけど!)
そんな歴史があった築港、増々大事にしたくなりますね!


大観覧車の真下にあります。

是非当時はそんなバンドが、人が、カルチャーがあったことを想像して、行ってみてください~