あめ細工 あめのとり

あめ細工 あめのとり

こんにちは!

今回は飴細工職人として築港で活躍されている「あめ細工 あめのとり」の山本さんにインタビュー。

訪れたのは、KLASI COLLEGE。ここで、毎月第一土曜日に飴細工体験ができる教室を開催されているそうです!

お祭りで飴細工を披露している屋台を見かける機会はたまにありますが、そもそも珍しいですし、まして体験ができる機会なんて全くないですよね。

せっかくのいい機会なので、山本さんに作っているところを見せてもらいました!!

最初はドロドロの状態の熱い飴を適量つかみ取ります
このくらい。
続いてこねていきます。すると…
つやつやの丸い球体が出来上がります!ここまで綺麗なツヤ玉にするには、かなりコツがいるそうです。ここまでが飴細工の基本工程です。
ここからは、きほんクラス(10歳以上のお子さんを対象としたクラス)で作れる「うさぎ」を仕上げていきます。
はさみを使って、耳や足、しっぽを切り出していきます。だんだんうさぎっぽくなってきました!
ペイントしていきます…
かわいい!!たった数分で完成しました。飴細工は時間勝負!

ちなみに、山本さんは普段は海遊館横のマーケットプレイス内にある「なにわ食いしん坊横丁」の一角に飴細工屋台を構えているそう!

そこでは、海遊館にちなんで「ジンベイザメ」の飴細工を実演販売されているそうです!

ジンベイザメも作っているところを見せてもらいました!

まず、基本工程のツヤ玉を作ります。ここまではうさぎを作るときと同じです。ただ、ジンベイザメはここからが難しい…
なんと、もう一つ青の着色料を混ぜたツヤ玉を作るんです。
均等に色を混ぜていきます。

…っと、お見せできるのはここまで!気になるという方は、マーケットプレイスにある「あめ細工 あめのとり」までお越しください^^(※営業スケジュールについては天保山マーケットプレースのHPをご確認ください。)

完成したジンベイザメはこちら↓↓

オーダーに応えて好きな色のジンベイザメを目の前で作ってくれるそうです!人気なのはピンクとか。

飴細工をはじめたきっかけは?

「僕は、地元がこのあたりなのですが、こどもの頃に遊び場の公園で飴細工を披露してくれるおじいちゃんに出会って…それがきっかけですね。龍の飴を作ってもらえた時、どこから食べようかすごく迷った思い出が懐かしいです。(笑)」

飴細工職人としての活動はいつからですか?

「『あめのとり』という屋号で飴細工を披露するようになったのは2013年頃からです。初めは当時住んでいた京都で活動をスタートさせました。その後、愛着のある地元、築港に戻ってきて2020年6月にマーケットプレイスでお店をスタートさせました。」

飴細工教室をやってみて…

「毎回驚かされることばかりですね。5~9歳までのお子さんを対象にした『ちびっこクラス』では、平面の猫のお顔だけの飴を作るのですが、後ろのぺったんこの部分に髪の毛を描く子もいて。ユニークなアイディアに、逆にこちらが勉強になるほどですね。(笑)」

今後ビジョンについて

「毎月開催している飴細工教室ですが、今後は習い事感覚で、同じ生徒様が何度も通いに来てもらえるようにできたらな、と思っています。あと、個人的な活動として、飴細工を1点ものアート、作品として作り上げる活動もしています。

普通の飴細工では使わない技法…例えば棒を付けずに仕上げるといったやり方で、様々な表現にも挑戦していきたいと考えています。

今は、作った飴細工でポストカードや、CDのジャケット写真などの作成に取り組んでいます。」

以上、「あめ細工 あめのとり」山本さんへのインタビューでした!

素敵な夢をお持ちですね^^ ヨルクマも飴細工を習いたくなってきました!

最後に、ロコシル築港を見てくださっている皆様に特別なお知らせです^^

飴細工教室では、『季節限定クラス』というものもあるそうで、4月はなんとこんなかわいい鹿ちゃんを作れるそうです!

飴細工体験の教室のご予約は、下記まで↓↓

https://www.klasicollege.com/event/2720

■HP:https://amenotori.jimdofree.com/

■Instagram:@amezaiku_amenotori

■作家Instagram:@amenotori_yamamoto